5月の青い空。雄々しい海。
私は30代オフィスワークの仕事をしている女性です。
ストレスが多い仕事ですがチーム内の仲が良く皆とごはんを食べに行ったり遊びに行ったりしてストレス発散しながら日々乗り越えてます。
今日は会社の同年代で仲の良い友達と猫島に行く日。
友達も私もお出かけや写真撮影が大好き。
晴れ女の友達のお陰で見事に良い天気となった。
目指すは北九州市小倉北区馬島。
小倉駅北口から乗船口まで歩いて行ける距離。
今回、私達は車に乗り合わせて来たので近くの1日500円(平日)の駐車場へ。
周りに駐車場が多いので車を停めるところに困ることもないです。
駐車場に車を停めて、手提げ袋に飲み物とお昼ごはん用のパンとちょっとしたお菓子を入れて、
いざ船乗り場へ。
周りの建物は大きなビルなのに、船乗り場のチケット売り場は小さな建物。
昔、藍島に初めて行った時はどこから乗るのか、わからなかったなぁ。
なんて思いながらチケット購入。
二人で行くのでペアチケットがお得でおすすめ。
デザインが可愛いので記念にもなります。
桟橋に居るスタッフに行きのチケットを渡していざ乗船。
この感じわくわくする。
乗り物ってテンション上がる。
船の一階が船内席
二階はデッキ席。
もちろん眺めが良い二階よねって二人の意見一致で張り切って二階へ。
私たちと同じく猫目当てであろう若者やクーラーボックスに釣具を持ってる魚釣る気満々の渋いおじ様達と共に約30分程の船旅。
北九州市は製鉄業が盛んな工場地帯。
海辺にある工場が海上からよく見える。
普段生活していて陸路からだと工場内部はよく見れないけれど、海上からだと見放題。
工場マニアが喜びそう。
北九州市には市が行っている工場夜景クルージングなんかもあります。
ガイドの説明を聞きながらの夜景クルーズが人気です。
外なので波の音、エンジン音が凄くてまともにお喋りできず。
大きな声を出しながら友達と一緒に写真を撮っている間に馬島に到着しました。
酔い止め飲まずとも船酔いせず、ひと安心。
船を降り馬島に上陸して水面にクラゲがたくさん。
数歩、歩いただけで
すぐに
「にゃーん」
と大人しい猫の鳴き声。
あ、猫だ。
近づいたら逃げるかな
そんなこと思いながら進むと
逃げずに足元をスリスリ。
少し歩くとその猫が付いてきつつ
他の猫も鳴きながら集まってくる。
写真撮ってる友達の周りに猫がいっぱい。
普段、私は野良猫からは嫌われているようで、目があったら凄い勢いで逃げられる人間です。
何か見てはいけないものが取り憑いてるのかと思うくらいどの猫も凄いスピードで逃げます。
それがここの猫達は逃げないどころか
寄ってくる。
スリスリしてくれる。
撫でさせてくれる。
なんなら抱っこもできるんじゃないかと思う
距離感。
私は引っ掻かれるのが怖いので抱っこはしませんでした。
猫から離れて島の奥へ進んでみることに。
ちなみに小倉から出ている船の行き先は、
ここ馬島(うましま)と
もうひとつ藍島(あいのしま)があります。
二つの島を訪れた感想としては、藍島の方が小学校があったり住民の数が馬島より多い分、少し文明を感じる事が出来ます。つまり馬島は小倉から約30分の距離なのにものすごく人口が少なく、人の手があまり入っていないノスタルジックで自然豊かな島だと思います。
島の奥に進むとポストとトイレと民家があり、その先は畑と空き地。更に進むと海に出ました。
集落から離れ、海に出るとなると、
遠くまで歩いている様に感じるかも知れません。
でも、1日3便しかない船の始発(平日10:30発)に乗って最終便(平日15:44発)には十分間に合う
ので安心してください。
馬島と藍島の海岸線では、潮に侵食された独特の地層を見ることができます。
北九州市若松区の岩屋あたりの海岸線でも似たような地形がみれますが交通手段が限られる
ので、馬島と藍島は地層好きにもオススメです。
またここにはあまり人が来ないのか、近くの畑を管理されてる方くらいなのか猫が一匹もいない。
しばし海の波音を聴きながら写真撮影をし、ゴツゴツとした海辺の岩に腰掛けて、買ってきたお菓子を食べることに。
海を見ながら食べるお菓子は最高の癒しです。
少し落ち着いてきたので港へ引き返す事に。
民家の横を通り、港に近づいた辺りから
先ほど見た猫達が地面にゴロゴロして
他の観光客とコミュニケーションをとっていた。
港には小さな待合室があるのですが
そこには郵便局員さんが。
どうやら同じ始発の船に乗り、先に藍島で配達と集荷の仕事をして、馬島に渡り、同じく仕事が終
わったので小倉に戻る様子。
今日みたいな穏やかな天気の日だったら良い仕事だなぁ。毎日猫とふれ合えて羨ましいなぁ。
なんて思いながら過ごしていると、
帰りの船が港に入ってきた事を知らせる汽笛が思ったより高めの音でプープーっと鳴る。
想像していた音より可愛くて猫も驚かない。
また癒されに来ようと思える素敵なひとときでした。
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