藍島（あいのしま）は、福岡県北九州市の響灘に浮かぶ小さな島で、「猫島」として知られています。この島は、豊かな自然と穏やかな環境の中で、多くの猫たちが自由に暮らしており、訪れる人々を魅了しています。
藍島の猫たちは人懐っこく、観光客を温かく迎えてくれます。島内を散策すると、港や路地、海辺など至る所で猫たちの姿を見ることができ、その愛らしい様子に心が癒されます。特に、港周辺では猫たちがのんびりと日向ぼっこをしている光景が見られ、訪れる人々にとって絶好の撮影スポットとなっています。
また、藍島は美しい自然環境にも恵まれています。透明度の高い海と豊かな緑が広がり、特に「千畳敷」と呼ばれる干潮時に現れる広大な岩盤は、畳を千枚敷いたような壮観な景色を楽しむことができます。このような自然の美しさと猫たちとの触れ合いが、藍島の大きな魅力となっています。
藍島へのアクセスは、小倉港からフェリーで約35分。日帰りで訪れることができるため、猫好きの旅行者にとって手軽に足を運べるスポットです。ただし、島を訪れる際には、猫たちや島民の生活環境を尊重し、マナーを守ることが大切です。例えば、許可された場所以外での餌やりは禁止されています。
藍島は、猫たちとの触れ合いと自然の美しさを同時に楽しめる、福岡県の隠れた魅力的なスポットです。都会の喧騒を離れ、のんびりとした時間を過ごしたい方におすすめの場所です。
11月の雨が降り少し肌寒い日、私は船に乗り、島に向かっています。ほんとは晴れの日が良かったのにと思いつつもなんだかんだ非日常感にわくわくし...