山口県の祝島(いわいしま)は、瀬戸内海に浮かぶ小さな島で、「猫島」として知られています。島の周囲は約12km、ユニークなハート型の形状を持ち、豊かな自然と伝統的な暮らしが息づいています。祝島には約50匹の猫たちが自由に暮らしており、島民によって大切にされています。その愛らしい猫たちは訪れる観光客を魅了し、島内を散策しながら猫たちと触れ合えるのが特徴です。
祝島は漁業と農業が主な産業で、特に有機農業が盛んです。また、石積みの練塀が連なる歴史的な景観が広がり、その文化的価値から「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」に選ばれています。猫たちとの出会いだけでなく、島の静かな風景や伝統文化にも触れられる点が、祝島を特別な場所にしています。
アクセスは、本州の柳井港から定期船で約70分、または室津港から約40分で島に到着します。祝島を訪れることで、猫たちとの交流や島の豊かな自然、美しい風景、そして島民の温かいもてなしを楽しむことができ、日常から離れた癒しのひとときを過ごせるでしょう。